薬局スタッフブログ

夏日があったと思ったら急に気温が下がって真冬のようになったりで、気温変動に振り回された11月でしたね
今年は快適な秋の季節がほとんどなかったように思います

猛暑の影響で高騰していた野菜の値段も落ち着き、スーパーには秋冬の美味しいものがたくさん並ぶようになりました

これからは忘年会、クリスマス、お正月と、ご馳走を食べる機会も多くなりますね:
ついつい食べ過ぎてしまうこともあると思います
そこで気になるのが体重の増加です

秋から食欲が増えるのは、美味しいものが多いからだけではないようです
日照時間が影響していると言われています
夏の間は十分に分泌されていた「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが、日照時間が短くなるにつれ不足していき、それに反比例するように食欲は増していくというのです
セロトニンには心のバランスを保つ働きがあるため、秋から冬にかけては食事をとることでストレスを和らげようとしているのです

それに加えて寒い時期にはどうしても外出を控えてしまったり、部屋にいても身体を動かすのが億劫になって活動量も減ってしまいます
冬には味の濃いものを欲する傾向があるので、水分を体内に溜め込みやすくなり、身体が冷えがちで、血流が悪くなることもあり、基礎代謝が落ち、脂肪を燃焼させる働きが弱まって内臓の働きを守るために皮下脂肪が溜まっていきます
運動量が減ると筋肉量も減るので、さらに代謝が落ちてしまうという負のスパイラルに

じゃあどうしたら良いの?って思いますよね

朗報です
実は冬は一番痩せやすい季節なんです
気温が低いので、体温維持のために熱の産生が活発になり基礎代謝が上がるためです

では、何を気をつければ痩せやすくなるのでしょうか?

①こまめに動く
寒い中での運動は熱を作り出そうと身体がカロリーを消費してくれます
②身体の内側から温める
身体の中心が冷えると血行不良から代謝が落ちてしまいます
入浴はシャワーで済まさずに湯船に浸かるのがおすすめです
お腹周りが冷えないようにカイロや腹巻きも活用しましょう
③朝食をしっかり食べる
眠っている間に低下した体温を上げるために、朝食を摂ることで基礎代謝が上がります
④代謝を上げる食事を心がける
筋肉量か多ければ基礎代謝が量が増え、太りにくく痩せやすい身体を作れます
筋肉のもととなる良質なタンパク質を積極的に摂りましょう
しょうがや唐辛子のような身体を温めるものも取り入れるようにしましょう

そして一番大事なことは
摂取カロリーが消費カロリーをオーバーしないことです
腹○分目を心がけましょう(◯は自分の普段の食事量から決めましょう)
もし食べすぎてしまった場合には、運動したり摂取カロリー少なめにして、数日以内にリセットするようにしましょう

年末年始のご馳走を楽しめるよう、今日から早速始めましょう

薬剤師 あかつか