地震とお薬

2月13日、福島県沖を震源とする地震がありました。
速報が入るたび怖くてはやく鎮まってと祈るばかりでした。
被害を受けられた皆さまに謹んでお見舞い申しあげます。
1日も早い復興を願っております。
私は姫路で阪神淡路大震災を体験しました。その経験から
:leaf:寝室には物を置かない、靴を置いておく
:leaf:防災セットを準備する
:leaf:食器棚からの飛び出し防止対策
:leaf:タンスの転倒防止
など対策はしていますが、防災セットの期限更新を忘れがちです。=:[
いつ起こっても不思議ではない地震に対し私達が出来ることは
防災対策を地道に継続することなんですね。

:**:加古川防災センターはご存知ですか?:**:
今回の地震後、今一度防災について学ぼうと思い、行ってみました。
防災センターでは、職員の方からの丁寧な説明の後に、防災体験ができます。
:leaf:地震体験では阪神淡路大震災の揺れを体験できます
:leaf:消火体験では消火器の種類取り扱い方や注意点などが学べます
:leaf:煙避難体験では普段できない避難行動が体験できます
私は3回目でしたが、たくさんの気付きがありました。
皆さんも是非ご家族で行ってみて下さい。

:**:お薬についても日ごろの備えが大切です:**:
大規模災害発生初期には、緊急度の高い患者さんが優先されます。
いつも飲まれている薬は1週間程度の予備が手元にあるようにしましょう。
また日付の古いものから服薬しましょう。
そして、服薬中の薬を中断した場合の体の影響もしっかり把握しておきましょう。
過去の大規模災害では受診困難な場合に、お薬手帳で薬の確認ができ
薬の手配ができたこともあります。
お薬手帳にはアレルギーや副作用歴なども記しておきましょう。
災害はいつ起こるかわかりません。
緊急時に役立てられるよう、外出時にもお薬手帳は持ち歩きましょう。
スマートフォンでの電子版ではインターネット環境が必要です。
いかなる場合にも対応できるように備えておきましょう。

薬剤師 しばはら

Posted : phstaff01 (2021年03月07日)

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