薬局スタッフブログ

奇跡の野菜と言われる「ビーツ」が我
が家に届きました

血管年齢を気にしている家族がビーツを試してみたいとのことで購入することに

初めて見る食材なので「ビーツ」について色々調べてみました










原産地は地中海沿岸とされ丸く太った根はカブに似ていますがほうれん草と同じヒユ科に属しています。根の中まで深紅色のビーツはウクライナやロシア料理として有名なボルシチに欠かせない根菜です

生で食べるとシャキシャキした食感で独特な土臭い風味がして驚きました

ショ糖が含まれいるので甘味を感じます。
加熱すると柔らかくなり土臭さが和らぐので生より加熱をお勧めします








栄養素が豊富でカリウム、ナトリウム、カルシウムなどのミネラルやナイアシン、パントテン酸などのビタミンB群も含まれています。

また赤色成分のベタレイン類や硝酸塩が豊富です。
ベタレイン類はポリフェノールの1種で強い抗酸化作用があり、活性酸素を除去すると言われています(活性酸素は疲労やストレスで発生し体の細胞や組織を酸化させます)

硝酸塩は血管を拡張し血流を改善したり血圧を低下させる一酸化窒素(NO)の原料になります。
血流が良くなると体内への酸素供給が上がることからビーツはスポーツ界からも注目され運動前にビーツを取り入れるアスリートがいると言われています。

注意点があります

ビーツに含まれる栄養素は水溶性のものが
多いので下処理で加熱する際は必ず皮をつけたままにしましょう

皮をむくと栄養素が流れ出てしまいます

またビーツにはオリゴ糖や食物繊維が含まれているので食べ過ぎるとお腹がゆる
くなることがありますので注意

あと体内で一酸化窒素が発生する際にビタミンCが必要なのでビーツを摂取
する際はビタミンCが豊富な食材を一緒に取る方が効率がいいでしょう

ビーツの種も購入しました






春と秋の年2回、栽培と収穫ができるので育ててみます

春が待ち遠しいです


薬剤師 ぼうがき