青春のシンボル?

大きな台風が通り過ぎて、空気も秋めいてきましたね:leaf:
新学期が始まりました。
夏休み中は当店でも普段よりお子さん連れの患者様も多く、賑やかでした:heart:


中高生の患者様も多かったです。
ニキビの治療です。
来局の記録を見ると前回の来局は春休み、数ヶ月ぶりです。見た感じニキビは良くない状態のようです:*o*:
お薬はそんなにたくさん出ていないので、無くなってしまってからは治療を中断されていたようです:|
中高生の方は、学校、部活、塾など忙しい毎日を過ごしているために学校がある時期にはなかなか受診できないことが想像されます:pen1:
ニキビの化膿したものが頰にいくつもある状態を見ると、しっかり治療できたらいいのにと思ってしまいます:cry:
膿んできたら潰して出してしまえば大丈夫、治療なんてあんまり…と考えている人もいるかもしれません。
でも自分で潰して痕が残ってしまったら、後悔することになってしまいますよ=:[=:[

昔はニキビは青春のシンボルなんて言われて、病気という感覚は無かった時代でした:lol:
しかしニキビは尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)という病気、治療法があるのです:!!:
しかもニキビの治療は昔より選択肢が増えています:heart:

ニキビはいきなり赤く腫れあがり、膿むわけではありません。
最初は毛穴が詰まり、詰まった毛穴の中で溜まった皮脂を栄養にしてアクネ菌が増えます。
そこから炎症を起こして赤く腫れ、膿がたまってきます。
毛穴が詰まってから悪化するまでには約3ヶ月かかります=:[
ですから悪化する前に少しでも早く治療を始め、継続することでひどい腫れや化膿を防ぐことができます:!!:

薬による治療は大きく分けて二つあります:**:
一つは、毛穴の詰まった部分の角質を除去して、毛穴を開く作用の塗り薬による治療です。
もう一つはアクネ菌や炎症に効く抗生物質の飲み薬や塗り薬による治療です。

詰まりを開く塗り薬は、詰まりを防ぐ作用もあるので、治療を継続することでニキビができにくい肌にしていくことができます:hahaha:

生活上の注意もあります:!:
以前はチョコレートやナッツを食べすぎるとニキビになりやすいと考えられていましたが、偏った食事をせずにバランス良く食べる方が大事と考えられています:!!:
他にも…
ストレスをためない。
夜更かしなど不規則な生活をしない。
ニキビを触ったり、潰したりしない。おでこにある場合は、頭髪がおでこにかからないようにする。
朝夕の1日2回洗顔料を使って洗顔、乾燥があれば適度に保湿する。

ニキビはホルモンが影響しているので、一般的にピークは思春期です:leaf:
学生の皆さんは忙しい時期ではありますが、将来ニキビ痕を気にせず過ごせるように、継続して治療しましょう:!!:
ニキビに似た、違う皮膚病のこともありますので、皮膚科で受診し、出されたお薬を正しく使いましょう。
ニキビの塗り薬は使用法のポイントがありますので、気になることがあれば、薬剤師にご相談ください:hahaha:


薬剤師 あかつか

Posted : phstaff01 (2018年09月12日)

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