うつさない!うつらない!

冬至も近付き、いよいよ冬本番の寒さですね。
インフルエンザやノロウイルスの流行が心配な時期になってきました:!!!:
今年はインフルエンザワクチンの供給が遅れ、なかなか予約できないという話も聞きました=:[
ワクチン接種をあきらめた人もいるでしょうか?

そこでインフルエンザやノロウイルスにかからない、かかった場合に人にうつさないポイントについてお話ししたいと思います:!!:

インフルエンザは主に飛沫感染と接触感染によって感染します。
飛沫感染とは、クシャミや咳に含まれたウイルスを吸い込んでしまうことで起きる感染のことです。
飛沫はほとんどが直径が0.1~0.2ミリ以上で、2メートル離れていれば床に落ちますが、日常生活ではたくさんの人と2メートル以内の距離で接しますので、床に落ちる前に吸い込んでしまうことで飛沫感染してしまいます:[]

ですから、うつさないためには、感染者が飛沫を人に浴びせないようにしなければなりません:!!:
そこで重要なのが咳エチケットです:leaf:
①咳やくしゃみをする場合はハンカチ、タオル、ティッシュなどで口を覆い、周囲の人に飛沫を浴びせないようにする。
②ハンカチ、タオル、ティッシュなどが無い場合は手のひらではなく、ひじの内側で口を覆う。
(手に咳やくしゃみによる飛沫が大量についた場合はすぐに流水・石鹸で手を洗う)
③咳やくしゃみが出る場合は、最初からマスクをしておく。
この3つが咳エチケットのポイントです。
もちろんうつらないためにもマスクは有効です。
これからの時期はマスクが大活躍ですね:**:

接触感染では、握手をするなどの直接の接触だけではなく、ドアノブや階段の手すり、エレベーターのボタンなどに付いたウイルスを間接的に接触することによって感染する場合もあります。
ウイルス手に付いただけでは感染はしませんが、その手で鼻や口を触ることでくしゃみや咳を浴びた時と同じように感染してしまうんです。

ですから、うつらないためには、手に付いたウイルスを口や鼻に運んでしまわないように、手をよく洗うことです:!!:

しっかりと手を洗う手順は
1.流水で手を洗う
2.石鹸で手のひら、指の腹を洗う
3.手の甲、指の腹を洗う
4.指の側面、付け根を洗う
5.指先を洗う
6.手首を洗う
7.流水で十分に流す
8.手を拭き乾燥させる
9.最後にアルコール消毒すれば完成:exult:

やってみました:!!:
こんなに丁寧に洗うとアルコール消毒まで含めて1分半ほどかかりました。
今までの手洗いがいかにいい加減だったのかと反省です:ase:
振り返ってみると、子供の頃に母から何度も手洗いについて言われましたが、理解できずに適当に聞き流していたように思います:ase:
これからは丁寧に手洗いをしようと思います:-P

今までインフルエンザの話ばかりしましたが、ノロウイルスは接触感染によって広がります:!!:
ですから手洗いの徹底が大事ですね。
手洗い後の消毒は、インフルエンザにはアルコールは有効ですが、ノロウイルスにはアルコールや塩化ベンザルコニウムは効果が無く、塩素系消毒剤でなければ消毒できません=:[
それぞれのウイルスや細菌に適した除菌剤を使用するようにしましょう。

つつじ薬局では、マスクや、手指や空間の除菌ができる商品を取り揃えています:home:


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ワクチン不足のこの冬は、"うつさない うつらない" を心がけてみましょう:**:


薬剤師 あかつか

Posted : phstaff01 (2017年12月21日)

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