「5月病」とは?

ゴールデンウイークが明ける頃になるとよく耳にする言葉
「5月病」とは?

コロナが始まってから初めて規制のないゴールデンウイークでしたね:wink::**:
みなさんはどのように過ごされましたか?
我が家は、自宅で家族とボードゲームをしたり、祖母の畑でいちご狩りや玉ねぎの収穫をして近場で過ごしました:-D

ゴールデンウイークが明ける頃になると「5月病」という言葉をよく耳にしませんか?
ゴールデンウイークを過ぎてひと段落する頃から、にわかに「やる気が出ない」「ふさぎこむ」という症状が現れる人がいます:-(俗にいう「5月病」です。
研修を経て5月から実際に仕事を始めるという社会人:beginner:の場合、これらの症状が6月に見られるため、「6月病」とも呼ばれます。5月病、6月病のいずれにしても、環境の変化に伴う心身の負担、ストレスが主な原因です。

「5月病」の多くは一過性の症状であり、適度な休息などで改善されることがほとんどです.
ただし、会社や仕事が苦痛に感じるなど、仕事に支障が出るような重症の場合は早めに医療機関を受診しましょう:leaf:
「5月病」は正式な医学用語ではありません。医療機関では「適応障害」「軽度のうつ」といった診断名がつけられることもあります:memo::pen1:

「5月病」には
・やる気が起きない
・体がだるい
・思考力、集中力の低下
・ネガティブ志向になる
・頭痛、腹痛
・食欲低下
などの症状が見られます。

5月病にならないために、
・会話でストレスを解消しましょう
悩みを話すことでストレス解消になります。
・栄養バランスのとれた食事を心がけましょう
不規則な食生活、偏った食事内容は脳内の栄養不足を招き、とりわけ感情をコントロールする神経伝達物質「セロトニン」が不足しがちです。セロトニンは動物性タンパク質に多く含まれる「トリプトファン」を原料に合成されます。
・質の良い睡眠をとりましょう
睡眠は疲労回復に重要な役割を果たします。睡眠の質を上げるために、「起床・就寝の生活リズムを整える」、「寝る前にテレビやパソコンなどを見ない」などの生活習慣を身に付けましょう。
・オフの日は自分の好きなことに時間を費やし、仕事のことは忘れましょう
体を動かすこともストレス解消の1つです。ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動でも、感情をコントロールする神経伝達物質「セロトニン」の分泌が促されます。

5月病は誰もがかかりうる病気です。5月病についての理解を深め、未然に防ぎましょう:!!:
健康や食事のことなどで気になることがある方は、お気軽につつじ薬局にお越しください:home::-D

薬剤師 みなみはら

Posted : phstaff01 (2022年05月06日)

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