太陽の光をいっぱい浴びて…

9月になり少し涼しくなってきましたね:wink:
皆さん夏の疲れは出ていませんか?

私は毎週のように野球観戦に行っていた為
1569673247.jpg
太陽の光をいっぱい浴びて…

浴びすぎまして…

ものすごい日焼けをしてしまいました:[]

この歳になるとシミやシワが…
今となっては後悔しかありません…=:[=:[=:[


そんな日焼け後の肌のダメージを回復してくれるのは…
ビタミンACE(エース)です:**:

:leaf:ビタミンAは抗酸化作用があり皮膚や粘膜を保護する働きがあります。
多く含まれる食品はレバー、にんじん、トマト、うなぎ等です。

:leaf:ビタミンCはメラニン色素の過剰に作られるのを抑えてしみ、そばかす、くすみを予防してくれます。
多く含まれる食品は緑黄色野菜やいちご、キウイなどの果物、イモ類などです。

:leaf:ビタミンEは血流をよくすることで肌の新陳代謝を高めてくれます。
多く含まれる食品はアボカド、大豆、ごま、ナッツなどです。

今必死で食べてます!!
1569673271.jpg
といっても毎日うなぎはたべられないですが…:ase:


私のように浴び過ぎは論外ですが、普通は反応を起こさないような紫外線量であっても敏感に炎症をおこしてしまう光線過敏症という疾患をご存知ですか?

光線過敏症は普通では問題が生じない程度の日光照射であっても、太陽光にさらされた皮膚に赤みや炎症、かゆみ、水膨れなどが生じます。

原因は遺伝性、代謝異常、アレルギーなど様々な原因がありますが、薬剤が引き起こす場合もあります:pen1:

塗り薬や貼り薬を用いた部分に日光が当たってかぶれなどを起こす「光接触皮膚炎」と、内服薬を飲んだ後日光にあたった皮膚に発疹ができる「光線過敏性薬疹」があります。

光線過敏症を引き起こす報告がある薬剤は多数ありますが、

ニューキノロン系抗菌剤(特にピリドンカルボン酸系のもの)
テトラサイクリン系抗生物質
消炎鎮痛剤(オキシカム系、プロピオン酸系⇒ケトプロフェン、スプロフェン、ナブトメン)
血圧降下剤
利尿剤
抗ヒスタミン剤
糖尿病治療薬(スルホニル尿素系血糖降下剤)
精神神経用剤

等の一部で報告されています。

これらの薬剤を飲まれている時は帽子や日傘、手袋などで日光を遮り、日焼け止めなどもこまめに塗りましょう:roll:
主に作用する紫外線の波長はUVAが原因となっている為、日焼け止めを選ぶ場合はPAの指標を特に注意しましょう。
サンスクリーン剤の一部にはPABA、オキシベンゼン、シンナメートを含むものがあり、それ自体が光線過敏症の原因となることがあるため避けましょう:!!!:

貼り薬に含まれるケトプロフェンは、皮膚から吸収された薬剤が残っている為剥がした後も数週間日光を遮る必要があります:!!:

これらの薬剤を飲んでいたら必ず起こるというわけではありません。
原因のわからない湿疹やかゆみなどの症状があらわれた場合は早めに受診をして適切な診断や治療を受けることが大切です:!!:

まだまだ運動会シーズンで太陽の光を浴びる事も多いと思いますのでご注意を!
そしてお弁当にはACE(エース)をたっぷりと:**:
でもうなぎはちょっと入れられないかな…:ase:

薬剤師 さかがみ

Posted : phstaff01 (2019年09月28日)

コメントを書く



captcha image, to tell computers and humans apart.



コメントのプレビュー
 

ページの先頭に戻る