AZALEA NEWS 2025年9月

きのこ:leaf:
秋の味覚として親しまれている『きのこ』。

低カロリーでありながら、食物繊維やビタミンなど
健康に役立つ成分を豊富に含んでいます。

一年中スーパーで手に入れやすかったり、
料理にも使いやすく、さまざまな食材と合わせて
楽しめるのも魅力的です。


:star1.0: しいたけ :star1.0:

    血中コレステロールを低下させる作用が期待できる
    エリタデシンという、しいたけ特有の成分が含まれています。

    生しいたけはソテーや炒め物などにして食感を
    楽しむのがおすすめ。
    一方、干ししいたけは煮物などに使うとうま味や
    香りが堪能できます。


:star1.0: えのき :star1.0:

    疲労回復に効果が期待できるビタミンB1の含有量は、
    きのこの中でもトップクラス❢
    ストレス軽減やリラックス効果があるといわれているGABAが
    豊富に含まれています。
    サッと炒めるとシャキシャキとした食感が楽しめ、じっくり煮ると
    とろみが出ます。


:star1.0: えりんぎ :star1.0:

    不溶性食物繊維の割合が高いので、腸の運動を促進し、
    腸内の老廃物を排出しやすくする働きが期待でき、
    便秘解消に役立つといわれています。
    調理する時は、繊維に合わせて縦に裂くと味が染み込みやすく、
    輪切りにすると、貝柱のような食感も楽しめます。


:star1.0: まいたけ :star1.0:

    血糖値やコレステロールを下げる効果が期待できる、
    βグルカンが豊富に含まれています。
    また、プロテアーゼというたんぱく質分解酵素が
    多く含まれているため、肉と一緒に漬け込んで調理すると
    肉のたんぱく質を分解してくれるので柔らかく仕上がります。



きのこの栄養を無駄なくとるコツ!



① 洗わず調理する

    水洗いすると風味が落ちてしまいます。
    また、きのこに含まれる栄養素には、水溶性のものもあり、
    水で洗うと流れ出てしまう可能性があります。
    汚れが気になる場合は湿らせたキッチンペーパー等で
    軽くふき取りましょう。


① カルシウムが豊富な食材と一緒に食べる

    きのこに含まれているビタミンDはカルシウムの吸収を
    助ける働きがあるといわれています。
    カルシウムが豊富な魚や乳製品などと一緒に食べることで
    カルシウムの吸収率をアップすることができます。
    しらすときのこの混ぜご飯、クリームシチュー、グラタンなどの
    具材にするのがオススメ。


① 乾物や冷凍で栄養価を高める

    天日干しにするとビタミンDの含有量が増えるといわれています。
    また、冷凍することで細胞壁が壊れ、うま味や栄養が
    溶け出しやすくなるので効率よく栄養を摂取することができます。
    使用する際は解凍せずそのまま調理するのがポイント。
    1か月程度を目安に使い切りましょう。


▷▶カルシウムとビタミンDは摂りすぎると、過剰摂取になる場合があります。
  摂取量に注意のある方(骨粗しょう症の治療中などで、薬を服用中の場合)は、
  薬剤師、栄養士にご相談ください。