AZALEA NEWS 2015年6月
歯と食事のお話
人生の大きな楽しみの1つでもある『食事』❢❢食事を楽しむためには、健康な歯が欠かせません❢
6月4日~10日は【歯と口の衛生週間】(旧:歯の衛生週間)です。
今月は食事と歯の関係について紹介します。
健康な歯をつくる栄養素
◆歯の原料になるカルシウム牛乳・乳製品・小魚・大豆製品など
◆歯の構成成分マグネシウム
大豆・アーモンド・海藻類
◆歯の土台(歯茎)をつくるタンパク質
肉・魚・卵・牛乳・乳製品・大豆・大豆製品など
◆カルシウムの吸収を助けるビタミンD
魚介類・きのこ類・きくらげ
◆エナメル質をつくるビタミンA
卵・うなぎ・チーズ・緑黄色野菜など
◆象牙質をつくるビタミンC
野菜類・果物類・いも類
☆★よく噛んで食べましょう
噛むことで唾液の分泌がよくなり、唾液に含まれる免疫物質が細菌を減少させるため、むし歯や歯周病予防につながります。
また固いものをよく噛んで食べると、上下のあごの骨や筋肉が発達し丈夫なあごをつくることができ、健康な歯を保つことができます。
☆★だらだら食いはやめましょう
食事をすると口の中のpHは酸性に傾きます。この状態が続くと、歯からカルシウムなどのミネラルが抜けていき、虫歯につながります。
食事は時間を決めて、規則正しくとりましょう。
健康な歯をつくるおすすめレシピ
【キャベツとじゃこの梅あえ】
<材料>
キャベツの葉(大1枚)・ちりめんじゃこ(大1)・梅干し(1粒)
<作り方>
① キャベツは食べやすい大きさに切り、熱湯で下ゆでし、しっかり水気をきります。
② 梅干しは種を除き、果肉を粗くちぎります。
③ ボウルに1・2とじゃこを混ぜ合わせます。
器に盛りつけたらできあがり❢
じゃこに含まれるカルシウムとキャベツに含まれるビタミンC が歯を強くする手助けをしてくれると言われています。さらにキャベツのゆで時間を短くし、固ゆでにすることで、噛む回数もUP↑↑します。
またこの時期、旬である梅干しには、抗菌や食欲増進の効果があると言われています。