AZALEA NEWS 2009年1月

健康な体と栄養-食べ物は健康の架け橋-
最近よく耳にする“食育”の言葉。食育を簡単に言えば・・・
食事を通して「元気な体・豊かな心」を育てる、「食べ物を作ったり、選んだり、料理したりする能力」を育てるなどと言うことです。何らかの目的を持って行う食活動全てが“食育”です。
食育は健康づくりの基礎とも言われています。子供からお年寄りまで全ての人と係わり、みんなで取り組んでいく事が大切です。
1.たんぱく質
体を造る成分で細胞のもとでもあります。肉・魚介類・卵・乳製品・豆類など・・・
2.脂肪
動物や植物の脂肪分・油のことです。
ホルモンや細胞膜・角膜の成分です。肉・魚の脂・牛乳・乳製品・植物性油脂など・・・
3.糖質
脳の唯一のエネルギー源!!
ご飯・パン・めん類・砂糖など。
ビタミンB1と摂ると効率よくエネルギーになることができます。
4.ビタミン・ミネラル
体の機能を調節し、円滑な働きを保つ作用があります。
野菜・果物・海藻類など・・・
5.食物繊維
生活習慣病予防や腸内の有害物質を排泄する作用があります。
きのこ類・海藻類・野菜など・・・

宅配クック123の伝言掲示版

☆おすすめメニュー☆
◎「エビのチリソース煮」
「エビのマリネ」
主に11~2月頃に旬の“エビ”!! たんぱく質を豊富に含み、カリウム・カリシウム・鉄などのミネラルとビタミンEも含まれています。
つつじ薬局では・・・
皆様に健康で快適な暮らしを送っていただくために、オリジナルサプリメントや、アロマ・ハーブなども提供しています。

あけましておめでとうございます! おせち大解剖!!

めでたさを重ねるという願いを込めて
おせち料理はめでたい事を重ねるという願いを込めて重箱に詰めます。
基本は4段重ねで、上から順に、一の重、二の重、三の重、与の重、と呼びます。
4段目のお重を「四の重」と言わないのは「四」が「死」を連想させ縁起が悪いとされているからです。
詰め方や料理の組み合わせは地域や家庭、しきたりなどによって様々ですが、最も代表的な詰め方を紹介します。
一の重
黒豆、数の子、ごまめ(田作り)など祝の肴
二の重
伊達巻やきんとんのような甘いもの中心
三の重
魚や海老の焼き物などの海の幸
与の重
野菜類の煮物などの海の幸
おせち料理に詰められる料理には、それぞれちゃんと意味が込められています。
黒豆
豆を黒く日焼けをした農夫に見立て、田夫(でんぶ)ともいう。
健康でまめ(まじめ)に働けるようにとの願いが込められています。皮のシワは長寿に通じます。
数の子
たくさんの卵があるというところから、子孫繁栄の願いが込められています。
ごまめ
カタクチイワシの稚魚で、縁起の良い尾頭付き。
イワシは稲作の肥料に使われていたことから五万米と字を当てたり田作りともいい、豊作を願います。
海老
腰が曲がるまで丈夫という長寿の願いが込められ、海老の赤色は魔除けの色とも言われています。
昆布巻き
「よろこぶ」に通じるコンブ。
巻物は書物や学問の象徴で、文化の発展への願いが込められています。
きんとん
黄金色の外見や、「金」が付く名前から、財宝に恵まれるようにとの願いが込められています。
紅白なます
ニンジンの紅と大根の白による紅白のおめでたい色は水引を表し、紅白の組み合わせは平和を願う縁起物です。

おせちは健康にいい??

祝い肴を例にとると、ごまめはカルシウムがたっぷり。たたきに使われるゴボウは繊維が多く、ごちそうを食べ過ぎた腸を掃除して整えてくれます。
アミノ酸を豊富に含む黒豆も栄養満点です。
巻物に欠かせないコンブはミネラルと繊維質がたっぷり。
煮しめの材料となるコンニャク、サトイモ、レンコン、ニンジン、シイタケもそれぞれヘルシーな食材ばかり。とはいえおせち料理は高たんぱく質のものが多く、カロリーオーバーしがちなのも事実。
なますなどの酢の物や煮しめなどの野菜料理をバランスよくいただいて、ビタミンやミネラル、繊維質をたっぷり摂るよう心がけましょう。
日もちをさせるために濃い味付けになりがちですが、酢や酒などを上手に使って、薄味を心がけましょう!

おせちは進化している??

昔ながらのしきたりや伝統は大切に守っていきたいものですが、おせちの中身も時代とともに少しずつ変化を見せています。
市販のおせちや料理の本に紹介されているレシピには、伝統的なおせちに混じって、洋風おせちや中華おせちが登場。
焼き豚やハム、マリネなどが、いつものおせちに新風を吹き込みます。
小さなガラスの器やおちょこに黒豆やイクラを盛ってお重に入れてみたり、お重がなければ大きめの洋皿を使ってみたりと、自由な発想を取り入れるのも楽しいですよ。
新しい“我が家流”の味もプラスして、オリジナリティのあるおせちで新年を迎えるのもいいものですね。