AZALEA NEWS 2025年5月

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豆は毎日の健康づくりに役立つ優れた食品ですが、
どちらかといえば脇役のイメージでがありませんか?
今回はそんな『 豆 』が主役のお話です:pen1:


豆の主な栄養素

  豆には、3大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)が含まれているうえ、
  不足しがちなカルシウムや鉄などのミネラル類や、糖質や脂質の代謝を
  助けるビタミンB群がバランスよく含まれています。
  さらに、便秘の予防・改善に役立つ食物繊維も豊富に含まれています。


たんぱく質の含有率

  大豆約35%、あずきやいんげん豆約20%と肉や魚に匹敵するほどです。
  たんぱく質は、約20種類あるアミノ酸の組み合わせで構成されています。
  精白米に不足しているアミノ酸が、豆には豊富に含まれているため、
  豆と米を組み合わせることでアミノ酸のバランスがよくなり、
  効率よくたんぱく質を吸収・利用できます。



日本人の成人1日当たりの豆の摂取目標量は100g

  厚生労働省が推奨している「21世紀における国民健康づくり運動」では、
  豆類を1日100g摂取することが目標となっていますが、
  現在の日本人の豆・豆加工品の1日当たりの摂取量は約60gと
  いわれており、40gほど不足しています。
  乾燥豆の調理に手間がかかるというイメージや、使い方に
  なじみがないのが摂取量が少ない原因といわれています。
  豆を摂る工夫で100gを目指しましょう!

豆を摂る工夫

簡単!ステンレスボトルでの茹で方(金時豆・ひよこ豆の場合)

【 用意する物 】
★500mlステンレスボトル★豆40g(ボトル容量の1/10以下に)★沸騰した湯

  ① ボトルに豆と沸騰した湯を規定量まで入れ蓋をして5分待ち、湯を捨てる。

  ② ①に沸騰した湯を規定量まで入れ蓋をして、ボトルを横にして、3時間保温。

  ③ 茹で上がりを確認して湯を捨てて完成です。


茹でた豆をつぶして使ってみましょう!

  ディップにしてパンに付けたり、おつまみにもおすすめです。

  ◆つぶした豆にツナや玉ねぎのみじん切りを加えマヨネーズで和えます。

  ◆つぶした豆にクリームチーズやナッツを混ぜて塩・オリーブオイルで味を整えます。
  


いつもの料理に加えましょう!

  「豆料理」を作ろうとするのではなく、カレー、シチュー、ハンバーグ、
  炊き込みご飯、サラダ、パスタソースなどに茹でた豆を
  加えることで、簡単に取り入れることができます。