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栄養満点冷たい麵料理のかしこい食べ方
夏になると食べたくなる冷たい麺料理。
暑さで食欲が落ちやすい時期はさっぱりとした
麺料理を食べる機会が増えると思います。
単品でも満足できる麺料理ですが、麵類のみの食事では
栄養バランスの偏りが気になる・・・という方も
多いのではないでしょうか?
今回は栄養バランスの整った麺料理の食べ方について
紹介します。

〇● 気をつけたい 麺料理の食べ方 ●〇

冷たいそうめんやうどんは、そばを食べる時、
麺類と少量の薬味のみの食事で済ませてしまうことは
ありませんか？

このような食事では摂取できる栄養素が炭水化物に
偏ってしまい、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどが
不足しやすくなります。

これらの栄養素は丈夫な体づくりや疲労回復に
不可欠なため、不足すると夏バテを引き起こしやすく
なってしまいます。

麺類を食べる時は主菜や副菜も一緒に食べましょう。

また、麺類と合わせてたんぱく質や食物繊維を
摂ると。麺類の場合に比べて血糖値の急上昇を
抑えるといわれています。

【主菜・副菜とは？】


  肉・魚・大豆製品など
  主にたんぱく質を多く含む食材を使った料理。


  野菜・きのこ・海藻など
  ビタミン・ミネラル・食物繊維を多く含む
  食材を使った料理。


◇◆ 麺料理におすすめの主菜・副菜 ◆◇

  主菜・・・・・野菜の肉巻き、冷ややっこ、茶わん蒸し

  副菜・・・・・サラダ、おひたし、酢の物 など

〇● ひと手間加えて栄養バランスばっちり！麺料理のアレンジ ●〇

アレンジ1

 トッピングを具だくさんにする



★ 冷やし中華風

  一品で多くの食品がとれる！！


主菜・・・錦糸卵・ゆで卵・エビ・ハム・焼豚など

      ＋

副菜・・・きゅうり・トマト・レタス・もやし・わかめなど


★ サラダ風

  お好みの野菜とドレッシングで！！


主菜・・・豚しゃぶ・蒸し鶏・ツナ・ゆで卵など

      ＋

副菜・・・レタス・パプリカ・トマト・きゅうり・コーンなど


★ おろし麺

  大根おろしをのせてさっぱりと！！


主菜・・・天ぷら・牛肉しぐれ煮・納豆・しらす・ツナなど

      ＋

副菜・・・オクラ・ナス・きゅうり・豆苗・なめこなど


アレンジ2

 つけつゆに具材を加える



★ 和）冷や汁風つけ麺


主菜・・・めんつゆ・味噌・白ごまを合わせる

      ＋

具材・・・魚の干物のほぐし身やサバの水煮と
     きゅうり・みょうが・青じそ

★ 洋）トマトつけ麺


主菜・・・めんつゆ・トマト缶・オリーブ油を合わせる

      ＋

具材・・・炒めた鶏肉や豚肉もしくはツナ


★ 中華）坦々風つけ麺

主菜・・・めんつゆ・豆乳・ラー油を合わせる

      ＋

具材・・・炒めた挽肉や厚揚げとニラ・にんじん・もやし




※ 香辛料や香味野菜、酸味のある食品を活用して食欲もアップ！
  おいしく減塩もできます。

簡単アレンジレシピ
〇●〇 ビビンバ風そうめん 〇●〇

【材料：1人分】

＊そうめん ・・・・・ 2束（100g）
＊もやし ・・・・・・・ 50g
＊ほうれん草 ・・・・ 30g
＊にんじん ・・・・・・ 30g
＊豚挽肉 ・・・・・・ 30g
＊温泉卵 ・・・・・・ 1個

＊めんつゆ（3倍希釈）・・・・・大さじ1

調味料
    ごま油 → 小さじ1
    おろしにんにく → 小さじ1/3
    塩 → 小さじ1/4

【作り方】

① 耐熱ボウルにもやし、3cmに切ったほうれん草、
  せん切りにしたにんじんを入れる。
  ラップをして電子レンジ600Wで2分30秒
  加熱し、調味料を加えて混ぜる。
  豚挽肉はフライパンで火が通るまで炒める。


② そうめんはゆでて流水でもみ洗いし、水気を切って
  器に盛る。

③ ②の上に①を盛り、温泉卵をのせる。
  めんつゆを回しかけて出来上がり！
  よく混ぜてお召し上がりください。


※ バランスの良い食事で暑い夏を乗り切りましょう！