AZALEA NEWS 2022年11月

食品の備蓄できていますか?
過去の災害の経験から、支援物資は災害発生から
3日以上到着しないことや、物流機能の停止などにより
一週間は食品が手に入らないことが想定されると言われています。

このため最低3日分 できれば1週間分 × 家族人数
備蓄を用意しましょう。

ローリングストック法(★)を活用すれば、
費用や買い置きスペースを減らすことができます。

★ ローリングストック法って?

普段の食品を少し多めに買い置きしておき、
賞味期限を考えて古いものから消費し
消費した分を買い足すことで
常に一定の食品が備蓄されている状態を
保つ方法です。



どんなものを用意したらいい?

【 必需品 】


  ・水(飲料水+調味用水1人約3ℓ/日)
  ・カセットコンロ、カセットボンベ
  ・やかんや鍋


【 主食 】(ごはん、ぱん、うどんなどエネルギー源となるもの)


  ・無洗米やパックご飯
  ・麺類
  ・カップ麺 など


【 主菜 】(肉や魚、大豆製品、卵などのたんぱく質を多く含むもの)


  ・レトルト食品(丼やカレー、パスタソースなど)
  ・缶詰 など


【 副菜 】(ビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源となるもの)


  ・日持ちする野菜(たまねぎ、じゃがいもなど)
  ・インスタントの汁物
  ・果物の缶詰
  ・わかめなどの乾物
  ・野菜ジュース など


【 その他 】


  ・チョコレートやビスケットなどの菓子類
  ・調味料
  スキムミルクや粉チーズなどの乳製品 など


災害時の食事や支援物資はおにぎりやパンなどの主食に偏り、
肉や魚などのたんぱく質(主菜)や野菜(副菜)が不足しやすい
と言われています。
これを防ぐために主菜や副菜になるものをしっかりと準備
しておくようにしましょう。


「ローイングストック」をしながら好みの食品を探したり、
食べ慣れたものを備えておくことで、心細い災害時でも
しっかり食事をとることができて安心です。
いざという時のために備蓄の準備や見直しをしておきましょう。

◆ 下記のよう配慮者は2週間分用意しましょう

★ 乳幼児

     → 粉ミルク、液体ミルク、哺乳ビン、レトルトなどの離乳食


★ そしゃくが低下している方

     → レトルトなどのおかゆ、とろみ調整食品


★ 食物アレルギーの方

     → アレルギー対応の粉ミルク、


★ 腎臓病の方

     → 低たんぱく、低カリウムのレトルト食品など特殊食品を多めに