AZALEA NEWS 2021年5月

パッケージ見ていますか?
普段皆さんが目にする食品のパッケージに価格・産地・原材料以外にも
たくさんの情報が表示されています。
今回はパッケージの表示についてのお話です。
:**:


Q .「ノンカロリー」「低カロリー」「カロリーハーフ」に違いはあるの?

A . 違いはあります。

どれもエネルギー量が低いという意味の表示ではありますが基準があり、
それに基づいて表示されています。

★ 含まない旨の表示 ★


  表示例 : ノンカロリー・カロリーゼロなど

  基準 : 5kcal未満




★ 低い旨の表示 ★


  表示例 : 低カロリー・カロリー控えめなど

  基準 : 40kcal(20kcal)未満




★ 低減された旨の表示 ★


  表示例 : カロリー○%カット・カロリーハーフなど

  基準 : 同種と比べて40kcal(20kcal)以上の低減
     かつ、
     25%以上の相対比



例えば100gあたり4kcalの食品でも「ノンカロリー」と表示ができます。
エネルギーを全く摂っていないつもりが実はそうでない場合があるので
注意しましょう。

※上記はエネルギーについてですが他の栄養成分(脂質、飽和脂肪酸、
コレステロール、糖類、ナトリウム)にもそれぞれ基準があります。

◆表示を活かした食品の選び方や見方など
    お気軽につつじ薬局の栄養士にご相談下さい。

Q .「食塩無添加」と「食塩0」は同じこと?

A . 同じではありません。



「食塩無添加」は食塩を添加していないという意味で
「含まない」という表示ではありません。
原材料そのものにナトリウムが含まれている場合もあります。
一方、「食塩0」は「含まない」という表示です。

※ナトリウムの場合は食品100g(100ml)あたり5mg未満で
    含まない旨の表示ができます。


同じことが糖類にも言えます。
例えば「糖類無添加」と表示された野菜ジュースは、
砂糖を加えていないということで、原材料の野菜や


Q .エネルギーや食塩などがどれくらい含まれているかはどこで判断するの?

A . 栄養成分表示を活用しましょう。



加工食品には例外を除き「栄養成分表示」が表示されています。
この表示を見ることで実際に含まれる栄養成分の量を
知ることができます。

例外→エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウムの
すべてが0と表示できる基準に満たしている

※糖類は炭水化物のうちの糖質に含まれます。

1袋あたりや1食あたり、100gあたりなど単位に注意しましょう。

汗をかいた時

スポーツ中にかく汗は、ただの水ではなく、多くのミネラルが含まれています。
そのままにしておくと脱水になることも。。。❢

スポーツの前から、こまめに水やお茶にプラスして
塩分と糖分をバランスよく含んだ吸収の早いスポーツドリンクを
摂取するようにしましょう。