AZALEA NEWS 2019年2月

:wink: :kiss: 薬味のお話 :kiss: :wink:
みなさんは普段、:leaf:薬味:leaf:を使っていますか?
料理の引き立て役のイメージがある薬味ですが様々な効果があると言われています。
今回は、様々な種類がある中でも特に体を温めると言われている薬味を紹介します。
体を温めることで、免疫力が髙まり、風邪予防にもつながります。
いつもの料理にプラスして寒い冬を乗り超えましょう。


★ 薬 味 の 力 ★

① 料理への効果
   いつもの料理に相性のいい薬味を添えると別の味わいに!
  添えるだけでなく、隠し味やタレに使えば何通りもの味を楽しめます。
   また、薬味の香りによる刺激で食欲を増し料理を美味しくしてくれます。

② 体への働き
   免疫力を高めたり、消化を助けたりする作用があるとされています。

★ 薬 味 の 使 い 方 ★

  薬味の中には調理して10分以上経つと薬味の力が半減してしまうものもあるので
  薬味の調理は「食べる直前」がベストです❢❢
~ 白ネギ ~

アリシン・・・香りや辛み成分
☆消化器系の働きを高め、血行促進作用、殺菌作用があるとされています。
☆疲労回復に欠かせないビタミンB1の吸収を助けます。

[おいしさを引き出すネギの切り方]
・繊維に沿って縦に切る ⇒ 甘みが出ます
・繊維を断って横に切る ⇒ 辛みや香りが引き立ちます
★ 白ネギは、ビタミンB1を多く含む食品(豚肉・豆類)と合わせると効果UP!



~ 生姜 ~

ジンゲロール・・・生の生姜の辛み成分
☆血管を広げて、血の巡りを良くすることで体の熱を手足の先まで行き渡せる作用をもつとされています。
ジンゲロン・・・ジンゲロールを加熱することで生まれる成分
☆強い発汗作用があるとされています。
ショウガオール・・・ジンゲロールを加熱することで生まれる成分
☆のどの痛みや咳の緩和にオススメです。
[寒い冬にピッタリ❢体ポカポカ生姜紅茶]
① 紅茶を淹れます。
② 熱いうちに、すりおろした生姜(しぼり汁でもOK!)をティースプーン1杯加えて混ぜます。
※甘さが欲しい時は、お好みでハチミツを




~ 唐辛子 ~


カプサイシン・・・辛み成分
☆体温を上昇させ、発汗作用や、脂肪燃焼の手助けをしてくれます。
[唐辛子の加工品]
・ラー油 → 唐辛子をごま油と加熱して辛み成分を抽出させた油
・豆板醤(トウバンジャン) → 空豆と唐辛子を発酵させて作った中国の味噌

※カプサイシンは刺激が強く、胃腸粘膜を荒らしやすいため摂り過ぎに注意です。