AZALEA NEWS 2014年3月

春キャベツ
野菜売り場では色鮮やかな春野菜が出回って、春の気配が感じられるようになってきましたね。
今が旬の野菜の1つに春キャベツがあります。今回は柔らかく、水々しく生食向きで、有効成分を無駄なく食べやすい春キャベツについてのお話です。

✿栄養✿

ビタミン類や食物繊維が豊富に含まれています。
その中でも特徴的なのはビタミンUです。キャベツから発見されたので、「キャベジン」とも呼ばれています。胃腸の粘膜を保護し、傷ついた粘膜を修復する働きが期待でき、胃腸の調子を整える作用があると言われています。

✿保存✿

芯を深さ3cm位くり抜き、水を含ませたキッチンペーパーを詰め、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存します。キッチンペーパーは1日おきぐらいに取り換えるようにしましょう。
また、丸ごと使わない時は、外の葉からはがして使うと長持ちします。

✿ポイント✿

ビタミンUは、水に溶けやすく、熱に弱いので、サッと水洗いして、生で食べるのでおすすめです。胃炎や胃潰瘍にかかっている人は、生キャベツの繊維が胃粘膜の負担になるので、消化しやすいように加熱する方が良いでしょう。その場合も、加熱時間を出来るだけ短くし、何度も温め直さないようにしましょう。

✿選び方✿

芯の切り口が500円玉よりも小さなもので、巻きがゆるく、葉が鮮やかなグリーンで、ハリとツヤがあるものを選びましょう。
カットしてあるものは、芯の高さが全体の2/3以内のものを選びました。これ以上高いと苦味が増してしまうようです。

✿レシピ✿

≪春キャベツの和風コールスロー≫
[材料]
・キャベツ200g
・ニンジン20g
・油揚げ1/2枚
[昆布茶のドレッシング]
・昆布茶大1/2
・酢大1
・ごま油大1
・ハチミツ少量
①キャベツ、ニンジンは千切り、油揚げはこんがり焼いて細切りにする。
②昆布茶のドレッシングの食材をまぜの①と和える。