アロマで夏を爽やかに

太陽をたくさん浴びて育った果実。
『果実の皮』から抽出した精油をご紹介♪
柑橘系の精油は神経の緊張を緩めてリラックスさせ、ストレスによるイライラの解消など心に元気を与えてくれます。

【精油】
✿レモン
爽やかで酸味のある香りは頭をスッキリさせて、集中力や記憶力を高めたい時にオススメ。
殺菌・消臭効果もあり食中毒やカビ予防にも使用されます。
✿ベルガモット
気分を高揚させる一方で、同時に心をゆったりと落ち着けてくれる働きもあります。
柑橘系の中でもっとも甘くフローラルな香りは紅茶のアールグレイの香付けにも使われます。
✿グレープフルーツ
甘くて爽やかな香りは交感神経を活性化して、脂肪を燃焼しやすくすると言われダイエットの助けになります。嫌な臭いを抑える消臭効果にも優れています。
✿オレンジスイート
消化器系の機能にやさしく働きかけ食欲不振に効果があると言われています。リラックス効果も高く心地よく眠りたい時にオススメ。
オレンジの香りは、男女問わず幅広い世代に人気がありますよ。
【使い方&アロマレシピ】
★ジメジメした梅雨の時期に殺菌スプレー
*スプレー容器(50ml)・・・1本
*レモン・・・・・・・・・・・6滴
*無水エタノール・・・・・・・5ml
*精製水・・・・・・・・・・・25ml
スプレー容器に無水エタノールと精製水を入れ、精油を加え振り混ぜます。
シンクなどカビの生えやすい部分にスプレーしましょう。
★暑さで寝苦しいときは芳香浴
*ベルガモット・・・・・1滴
*オレンジスイート・・・1滴
アロマポットに精油を1滴ずつ落として温めます。
カップに熱湯を注ぎ精油を落としてもOK!寝室の香りにどうぞ。
【注意】
※ベルガモットやレモン・グレープフルーツなどの柑橘系の精油には光毒性があります。直接肌に触れるマッサージや精油を数滴入れて楽しむ入浴で使用した直後は紫外線に当たると肌が赤く腫れることがあります。日中や外出前の使用は避けましょう。

冬のレスキューアロマ

インフルエンザ・風邪にかかりたくない!

飲み会シーズンで二日酔い・・・など冬のお悩みをアロマでお助けします!

☃風邪・インフルエンザ☃
◆芳香浴で室内空気を清浄◆
・ディフューザーやアロマポットを使って空気中に精油を拡散させましょう。
✿おすすめ精油・・・ユーカリ・ティートゥリー、ラベンダー
★部屋除菌スプレー★
◎精油 10滴
◎無水エタノール 5ml
◎精製水 45ml
◎50ml スプレー容器
①スプレー容器に無水エタノールを入れ、精油を10滴たらしよく混ぜる。
②精製水を入れ、ふたを閉めてしっかり混ぜる。
※作ってから、1ヶ月を目安に使い切ってください。

☂二日酔い☂
◆アロマバスでアルコールを体外へ◆
塩の発汗作用と精油の利尿作用で体内のアルコールを取り除こう!
◎天然の塩(大さじ2)+精油グレープフルーツ2滴+精油ローズマリー2滴
※飲酒直後の入浴は避けましょう。


◆頭痛などは首を温める温シップ◆
60~70℃のお湯を入れた洗面器に精油ペパーミントを1滴落とします。そこにタオルを浸して固く絞り首の後ろに10~20分当てましょう
☁ブーツの臭い☁
◆ティッシュやお茶パックに重曹を入れたもので消臭!◆

お茶パックに重曹を入れたものか小さくたたんだティッシュに精油を1滴ずつたらして、その日履いた靴やブーツの中に入れておくだけ!
気になる臭いの原因は菌の繁殖!

ほとんどの精油は抗菌作用を併せもっているので、好みの香りでもOK!

✿柑橘系・・・レモン、グレープフルーツ
✿スッキリ系・・・ペパーミント、ティートゥリー
✿お花系・・・ローズウッド、ゼラニウム

❆冷え❆
◆簡単!フットバス(足浴)◆
両足のくるぶしまでつかる量の少し熱めのお湯を入れた洗面器に、3滴以下の精油を入れます。

よくかき混ぜてから、両足を入れましょう。(約5~15分)。お湯が冷めてきたら、さし湯をします。

◆手足のトリートメントで冷えとり◆
ホホバオイルなどの精油性オイル20mlをベースに精油5滴以下(精油が1%以下の濃度になるように!)

✿おすすめ精油・・・オレンジ、スイート・ジュニパー・ベリー、ネロリ、ローズマリー、ラベンダー

☆アロマでカビ対策☆

カビは、細菌やウィルスの仲間で微生物の一種です。カビのほとんどは、5度~35度の温度の範囲でみられることが多く、特に温度は25度~28度、湿度が75%以上の環境を好むといわれています。

◎カビが発生しやすい場所
・浴室…タイルの目地、椅子の裏、風呂ぶたのフチ、ドアのパッキン、排水口
・洗面所…収納棚の奥、洗面台横の壁、蛇口の周り
・キッチン…生ごみ入れ、排水口、冷蔵庫のパッキン
・リビング・寝室…窓のサッシ、家具と壁の間、カーペット、押入れ、クローゼット
・家電…エアコンの内側
◎カビを放っておくと・・・
独特な臭いや見た目も不快なカビですが、食中毒や水虫の原因となったり、ダニを発生させてアレルギーや喘息を招くこともあるといわれています。また、家具や土台など住まいにもダメージを与えます。
◎食品のカビの生えた部分以外は食べても大丈夫??
目に見える部分は胞子が作られたところです。見えない部分でも食品中に菌糸が入り込んでいて、種類によってはカビ毒をつくるのもありますので、食べずに全部捨てた方がよいでしょう。何より大切なことは、生鮮食品などは早めに食べることです。冷蔵保管や乾燥保管によってカビの発生を遅らせることは出来ますが、過信は禁物です。
☆アロマオイルを利用したカビ対策☆
アロマオイルの種類によっては、殺菌効果が高いものがあり、カビ対策にも有効といわれています。
『ユーカリ』は、香りに殺菌成分が含まれており、アロマポットなどを利用し空気を殺菌することができるといわれ、キッチンのカビ対策にも適したアロマオイルです。
『ティートゥリー』は、カビ対策できるアロマオイルとして有名です。水虫の治療や皮膚の消毒にも使われるほど殺菌力の高いアロマオイルです。
☆バスルームのカビ対策☆
バスタイムに、アロマオイルを使えば、バスルームのカビに効果的です。
また、アロマスプレーを作っておくと、気付いた時にカビ対策ができ、とても便利です。作り方は簡単で、精製水と無水エタノール、お気に入りのアロマオイルを混ぜるだけです。一吹きでカビ対策と同時に気分もリフレッシュでき、アロマテラピー効果も得られます。

お風呂で楽しむアロマ

お風呂は、肌を清潔にする目的だけではなく、1日の疲れも洗い流してくれる所です。アロマテラピーの心地よさをプラスして、よりお風呂を楽しんでみませんか?
精油の香りと成分を全身から吸収できるので、リラクゼーション効果も高まります。

【入浴方法】
お湯をはった浴槽に精油1~5滴落とし、よくかき混ぜてから入ります。
アロマバスは、ややぬるめのお湯にゆっくりつかり、深く息を吸い込み、香りを楽しみながら入浴するとより効果があります。
※好きな香り、もしくは目的・症状に合わせて精油を選びましょう!
【注意】
・精油は湿気に非常に弱い物です。ぬれた手で瓶や蓋に触れると、精油の質が落ちてしまいます。
脱衣場など湿気の多い所での保管も避けましょう。
・気分が悪くなったら換気をしましょう。
・3歳未満の乳幼児はアロマバスを行わないでください。
・お年寄りや妊婦・肌がデリケートになっている時は、使用を止めるか、下記の【裏技】を参考にしてください。
・柑橘系で光毒性のある精油を使用した入浴後の外出はできるだけ避けましょう。
【裏技】
湯船に精油を入れず、マグカップなどにお湯を入れ精油を垂らし、芳香させる方法もあります。
お風呂の蒸気で香りが浴室中に広がり、心地よい香りを感じながらバスタイムを楽しめます。
◎◎お風呂におすすめの精油◎◎
★ラベンダー★
【心】:怒りやイライラ、緊張、ストレスや不安などを和らげ、リラックスさせます。鎮静作用が優しく眠りを誘います。
【体】:優れた鎮痛作用があるので、様々な痛みを和らげると言われています。気管支炎・風邪などの予防効果もあると言われています。
【肌】:ニキビ・湿疹・火傷・日焼け後のケアに効果的!皮膚細胞の活性化を助けます。
★ローズウッド★
【心】:精神的疲労や気が滅入っている時に、気持ちを明るく楽にしてくれます。
【体】:免疫力を回復させる作用があると言われており、感染症の予防に効果的です。デオドラント効果もあります。
【肌】:皮膚細胞を刺激し、細胞を再生させる作用があり、乾燥肌・敏感肌・しわが気になりだした老化肌に有効です。

ペパーミント

精油(エッセンシャルオイル)
刺激的な香りで気分すっきり。消化不良を解消して痛みを鎮めてくれます。

主な活用法【その1】 ☆花粉症や頭痛に・・・☆

アロマライトに精油を1~2滴落とし、拡散させたり、38度~40度くらいのお湯をコップに入れ、精油を1滴落とし、蒸気を吸入。
また、外出中に鼻がむずむずしてきたらハンカチに精油を1~2滴落とし、香りをかぐことによって鼻の不快感を軽減してストレスを和らげる効果が得られます。

主な活用法【その2】 ☆せき、のどの痛み、鼻づまりに・・・☆

ハンカチやティッシュに精油を1滴落とし、香りをかいだり、マッサージオイル(レシピ→オイル30mlに精油1~5滴)を手のひらで温めてから片手で胸部を円を描くようにして軽くさする事によって、胸部に働きをかけて呼吸を楽にしてくれ、同時に香りを鼻から吸入する事で、鼻づまりやのどの痛みを緩和してくれます。

主な活用法【その3】☆食べすぎで胃が苦しい・・・☆

「ついつい食べすぎて」の胃のむかつきや吐き気がするなど気分が悪い時は、ハンカチやティッシュに精油を1~2滴落とし、香りをかぐと楽になります。横になれればさらによし。
ゆっくり胃を休めてあげましょう。

主な活用法【その4】 ☆眠気を覚ましたい、集中力をつけたい・・・☆

試験前や、大事な会議の前などに。
即効性を期待して、お湯や水を入れたコップに精油を2~3滴落として吸入。
またハンカチやガーゼに2~3滴落とし、携帯しておくのもいいでしょう。
脳神経を刺激する作用をもつのですっきりさせてくれます。

主な活用法【その5】 ☆二日酔いに・・・☆

ついつい飲みすぎちゃうことも・・・。
そんな次の朝、ぬるめのお湯に半身浴でゆっくりとつかって酔いをさましましょう。ペパーミントの爽やかな香りが気分をリフレッシュしてくれます。お酒を飲んだ直後の入浴は厳禁です。
また、熱いお湯に精油を1~2滴落とし、その中にタオルをつけて固く絞り、温湿布を作り、首の後ろに当てるのもいいでしょう。

! 注意事項 !

刺激が強いため・・・
  • 精油を鼻に直接つけたり、吸入するとき強く吸い込んだりしないようにしましょう。
  • 希釈濃度は守りましょう。
  • 精油を使用の際、妊娠中や授乳中は避けて下さい。
ハーブティーもあります。
飲む事によって、気分をすっきりさせたり、食欲を促してくれたりしてくれます。お試し下さい。